Service
診療のご案内
一般診療・予防から高度医療(整形外科)まで、
質の高い獣医療で動物たちとの暮らしと安心をお守りします。
質の高い獣医療で動物たちとの暮らしと安心をお守りします。
診療科目
- 一般内科
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一般内科 1次診療として内科全般を幅広く診察しています。
皮膚科/耳科/歯科/眼科/消化器科/循環器科/呼吸器科/泌尿器科/神経科/腫瘍科 ほか - 一般外科
- 避妊・去勢をはじめ、疾患・外傷を対象とした様々な手術まで、幅広い外科治療(軟部外科)に対応しています。
- 整形外科・神経外科
- 一般外科の領域を超えた1.5次診療として、骨・関節・靭帯・筋肉・神経等の疾患を治療する外科手術に対応しています。
診察の流れ
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STEP 1問診・身体検査飼い主様からお話をうかがいながら、体重・体温・心拍数等の基本的な身体検査を行い、さらに丁寧な視診・聴診・触診で症状の詳細な把握を行います。どんな病気が考えられるか、どんな検査が必要か、絞り込まれていきます。
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STEP 2検査・処置疑われる症状を評価し、検査が必要と判断した場合は、血液検査や画像検査でふるいにかけます。
- 血液検査~採血した血液の成分や血中酵素・電解質などを数値化して異常の有無を調べます。
- 画像検査~X線や超音波を用いて臓器や骨等の状態を可視化します。
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STEP 3診断問診・身体検査・検査結果の内容を総合的に評価し、診断します。治療方針を立て、治療方法については複数の選択肢を提示します。
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STEP 4インフォームドコンセント飼い主様にわかりやすくご説明し、理解を確認した上で治療方法を選択していただきます。
- 内科的治療の場合~通院の場合はご家庭での投薬や食餌・運動の注意などについて細かくご説明いたします。
- 外科的治療の場合~手術の内容や麻酔のリスク等についてくわしくご説明いたします。
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STEP 5処方・治療治療方針に従って実際の治療に入ります。必要に応じて治療薬を処方します。食餌療法、リハビリ、経過観察、定期的な通院やアフターケアが必要になる場合もあります。
主な検査機器のご紹介
言葉を話せない動物たちの診察において、検査はとても重要です。動物たちの体への負担を軽減しながら、より短時間で的確に精度の高いデータを得られるよう、検査機器は可能な限り上位機種へアップグレードしています。
血液検査機器
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自動血球計算装置IDEXX ProCyte Dxベーシックな健康状態を評価するのに役立つ完全血球検査CBC(Complete blood count)をわずか2分で完了できる装置です。血液中の主要成分である白血球、赤血球、血小板等の数値を測定します。貧血や炎症、血液凝固異常の有無がわかります。
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血液生化学検査機器IDEXX Catalyst One肝機能や腎機能、血糖値、血液中のミネラルバランスの異常を調べる測定器です。腎臓病の早期発見に役立つSDMAや、尿タンパク・クレアチニン比など、特殊検査項目も測定可能。10〜20分で結果が得られます。
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血液生化学分析装置FUJIFILM DRY-CHEM 700液体の試薬を必要としないドライケミストリー方式で、少量の血液をスライドに付着させて数分で異常値を検出できる装置です。同時に5検体の検査が可能です。肝機能、腎機能、炎症反応、尿酸、中性脂肪、コレステロールなどを測定します。
画像検査機器
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超音波診断装置(エコー)CANON社製Aplio α Verifia5動物の体に負担をかけることなく、超音波で体内の様子を可視化できるエコーのハイスペック機種になります。より高い解像度でお腹の中の臓器の内部構造や状態、心臓内の血流、頭蓋内、関節内、眼内等を映し出すことができるので、診断の精度・確度を高めることができます。
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X線診断装置/画像処理システムVPX-500A / FUJIFILM FCR CAPSULA-2V最大出力125kV・250mAの大容量X線管球を搭載したレントゲン撮影装置です。胸部、腹部、骨関節の撮影や、造影剤を用いた脊髄・消化管検査などが行えます。撮像は読み取りシステムでデジタル画像化されるので、よりスピーディーな画像診断が可能です。
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CT画像診断装置CANON社製 Lightning AquilionX線を360度全方位から照射して体内の断層画像を得る装置です。16断面を一度に撮影できる16列/32スライス仕様です。
CTは、より高精細な体内画像が得られるため、レントゲンやエコーでは診断が難しい検査や病気の診断も可能にします。デジタルデータで任意の角度からの3D画像も容易に作成することができるため、整形外科の分野でも大きな力を発揮します。